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うつ病_治療抵抗性モデル_SDラットにおける学習性無力試験, Suttle box test in SD Rat

・新規うつ病治療薬等の開発において、既存薬が奏功しないモデル(治療抵抗性モデル)における薬剤評価は重要である。

・治療抵抗性モデルとして一般的に確立されたモデルはないが、各種試験・動物等の組み合わせが評価に有用と考えられる。

特徴

・本試験では既存薬の単回投与では効果が認められない(臨床における薬剤の治療効果発現を反映することが考えられる)。

・ケタミンは単回投与において効果が認められる(薬剤の作用発現の速さを評価できる)。

・SDラットは、遺伝的系統が確立されており、症状を検出しやすいとされる。

・さらに、SDラットは、コリンエステラーゼ阻害剤に対する反応性の違いによりFSL系統(反応性:高)やFRL系統(反応性:低)がある。

・FRL系統では既存薬の慢性投与においても効果が認められないなどの特徴がある。

免責事項

本プロトコールは弊院独自の技術ノウハウの一部を参考技術として公開したものです。各種処置や薬剤等の使用には動物の体質、健康状態、既往歴、その他の処置内容等が深く関わってきます。そのため、本プロトコールの使用には、ご使用者様、各自の判断と責任でお願いしております。また、本プロトコールは、予告なく随時変更または削除されますことをご了承ください。

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