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実験計画書_書き方(1)

動物実験計画書の書き方の内、最初に理解しておく最も重要なポイントは「動物実験計画書は動物実験委員会の各委員が理解できるように記載すること」である。

動物実験委員は、動物実験を行う研究者、実験動物の専門家、その他の学識経験者から成っているが、専門外のことは理解しにくい側面がある。なぜ、動物を使わなければならないのか? について、容易に理解できるように記載する必要がある。したがって、以下のような取り組みが必要である。

1、専門用語を使わない。止むを得ず使う場合は、必ず説明を加える。

2、複雑な実験には図などを用いる。

3、計画内容を計画書のみで理解できるように説明する。研究費申請書など、他の文章を参照しなければならないようなことにしない。

以上が、動物実験計画書をまとめる際の基本的な心構えとなる。

免責事項

本プロトコールは弊院独自の技術ノウハウの一部を参考技術として公開したものです。各種処置や薬剤等の使用には動物の体質、健康状態、既往歴、その他の処置内容等が深く関わってきます。そのため、本プロトコールの使用には、ご使用者様、各自の判断と責任でお願いしております。また、本プロトコールは、予告なく随時変更または削除されますことをご了承ください。


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